カーオーディオ・ブランドのiPhoneアプリはいかが?

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海外のカーオーディオ・メーカーのiPhoneアプリが、続々と登場しています。カーオーディオ好きのiPhoneユーザーなら、このへんを揃えておきたいものです。



耳のトレーニングができるアプリがフォーカルのFocal Teachです。このアプリでは、周波数帯域が広いのはどっち? 音に色づけがないのはどっち? 歪みが少ないのはどっち? といった質問に答えていくスタイルで、音楽を聴きながら音に関するテストができます。テスト1とテスト2で合計20問。ラーニングで学習もできますので、これを聴いていれば、どんな音がいい音なのか、自然に身につくと思います。

RFTECHはロックフォード・フォズゲートが昨年末にリリースしたアプリ。ユニットの個数、タイプ(シングルボイスコイルかデュアルボイスコイルか)やインピーダンスを選択すれば配線を教えてくれたり、エンクロージャーのサイズを簡単に計算できたり。ロックフォードのサブウーファーを使用するのであれば、個々のユニットに応じてより適切なエンクロージャーの設計やアンプの選択ができるし、音圧計もあります。ロックフォード・ユーザーなら必携ですね。

似たようなアプリはキッカーでも出しています。Kicker U Liteがそれ。こちらもキッカー製サブウーファーに応じたエンクロージャーの設計ができたり、ワイヤリングを教えてくれたりするほか、アンプの出力や長さに応じた電源ケーブルの太さの目安もわかります。こちらのLite版は無料ですが有料版(450円)のKicker Uもあり。こちらは、ピンクノイズや正弦波、スウィープトーンなども出力できるので、調整にも便利です。自作派やショップの方は、こちらの有料版でしょうか。

JLオーディオは、かなり以前からJL Audio Toolsをリリースしていました。このアプリはなかなか良くできていて、音圧計やリアルタイム・アナライザー、スピーカーの極性テストができたりします。

日本の測定器メーカー、エタニでもETANI RTAETANI POLARITYというフリーアプリと、ETANI RTA Proという有料(6,100円)というアプリをリリースしています。これはマイクの周波数特性の校正値を使って高精度の測定ができるし、6分の1オクターブの分解能で測定できるなど、プロ仕様のアプリです。多数のデータを保存できますし、通信機能で外部にデータを送ることも可能です。ま、プロじゃなければ、有料版は不要でしょうが、このへんのアプリをなにかしら持っておくと、なにかと便利かと思います。