早くもiPadをクルマにインストール!?

12:37

 つい先日、発売されたばかりのiPadだが、さっそくクルマにインストールをしたショップが登場。その様子をYOU TUBE で披露した。


 インストールを行ったのは、アメリカ、カリフォルニアにある「Sound Man」というカーオーディオプロショップ。ビデオでは組み合わせる製品の紹介からインストール作業の様子まで、比較的細かい部分まで紹介されている。
 仕上がりより話題性、といったタイミングなので、取付のクォリティはそれなりだし、見栄え的も収まりの悪さは否めない。けれどもセンターコンソール部分にiPodが“物理的に”取付可能ということがちゃんと証明できているし、様々な可能性を示唆してくれる点でも貴重な映像といえるだろう。
 ちなみに今回iPadのインストールに組み合わされた製品は、オンキョーND-S1オーディソンbit one、そしてマッキントッシュMC403Mパワーアンプ。スピーカーは不明(純正!?てことはないと思うが)だが、ちゃんとデジタル接続だったり、サウンドクォリティ的にも期待できそう!?
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iPhone+DEH-P01なら簡易AVナビに!

17:53
インクリメントPのiPhone向け地図・ナビアプリ「MapFan for iPhone」の内容は以前の記事でお伝えしたが、今回は「MapFan for iPhone」があれば、iPhone+USB対応ヘッドユニットで、ミュージックサーバー付き簡易AVナビになるという話。



僕は愛車にカロッツェリアDEH-P01(105,000円)を装着している。これにはUSBが装備されていて、iPodやiPhoneを接続すれば、クルマのスピーカーを通じて音楽が楽しめるし、iPhoneの充電もできる。「MapFan for iPhone」の車載使用時は、iPhoneの充電が必須だが、デッキがUSB接続対応なら、スマートに充電できるからありがたい。

さて、驚いたのはこのあと。「MapFan for iPhone」は、iPhone内の音楽の再生と同時に使用できるため、音楽を聴きながら「MapFan for iPhone」でルート探索し、案内をさせていた。すると、音声案内が始まるタイミングで音楽が自然にミュートし、クルマのスピーカーから、ナビの音声案内をしてくれるのだ。

そのミュートのかかりかたも急にブツッと切れるのではなく、自然にスーッと消えていき、案内が終わると、やはり自然に音楽が復活する。その感じは、AVナビのよう。PND+ヘッドユニットよりは、よっぽどシステマティックかつ快適なのだ。

僕は操作モードを「iPod側での操作」に切り替えて使用しているが、この状態ならナビとして使用していないときは、選曲等の操作がiPhoneでできる。つまりiPhoneをDEH-P01の選曲用タッチパネル代わりに使えるというわけ。しかも、ビデオ再生も可能で、iPhoneで映像を見ながら、音声はクルマのスピーカーから流れる。iPhoneをナビとして使用中は、タッチパネルで選曲するには、一度「MapFan for iPhone」を終了しなければならないが、曲送り/曲戻し程度の簡単な操作なら「MapFan for iPhone」を終了しなくても、DEH-P01のコントローラーでできる。

だから「MapFan for iPhone」のナビ性能に不満がなければ、PND+ヘッドユニットやAVナビのかわりに、iPhone+DEH-P01の組み合わせはアリだと思う。そのナビ性能だが、電話番号や住所でのピンポイント検索ができないため、そのへんの検索を多用する人には物足りないかもしれない。また渋滞情報が出ないので、その点を不満に思う人もいるだろう。しかし、ホテル等の施設は名称で問題無く見つかるし、TVスポットの情報は食事する店を探すときなどに便利。だから、カーナビをたまにレジャーに使うような人には、十分だと思う。

DEH-P01クラスのデッキなら、最上級のAVナビよりも音質は上。だから、音質にこだわるなら、AVナビを中心にシステムアップするよりも、音質を良くできる可能性は高い。また、そこまで音にこだわらないという人なら、アルパインCDA-117JiカロッツェリアDEH-P650クラリオンFZ409ケンウッドIK-77など、USB装備のヘッドユニットでもOK。これでも中級AVナビ以上の音質で音楽が楽しめると思う。

こうして使う場合の悩みの種は、いい車載スタンドが見つからないこと。「MapFan for iPhone」は縦向きのみだし、ビデオ再生時や選曲時は横向きだ。だから、簡単にiPhoneを回転できる車載スタンド、どこかで開発してもらえませんかね。
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